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恋ひ恋ひて 七夕です [お道具紹介]

こんばんは 翠雀です[夜]

今日は七夕ですね。
今年は短冊を書く機会もなく、七夕らしいこともせずに夜になりました。
せめて星空をながめて・・・
と、ベランダに椅子を出してパソコンを持ち出してこの記事を書いていますが
空は薄曇り。星の見えない夜です。

2年前のこの時期、七夕の趣向でお茶会をする機会がありました。

待合いの室礼や笹飾り、道具などは七夕にちなんだものを出しました。

何か、自分だけの愉しみのような物がないかなぁ
と思い、お客様には見えない所にちょっとイタズラしてみました。

137.JPG

これは水指 (みずさし) の蓋の裏です。

出来が悪いので、もとよりお客様にご披露できるものではないのですが
天の川の向こうに、彦星さんが見えた瞬間をイメージしたものです。
漆と金箔、白金箔、青貝で自作です。
もちろん、これを見ている私が織姫です(笑)

来年はこの蓋の出番がありますように。
それが今年の願い事かな。

雲の上は晴れているでしょうから、織姫は彦星に会えたのではないでしょうか。

そのほとんどを恋の歌が占める万葉集の中でも、特に好きな和歌を。

『恋ひ恋ひて逢える時だに愛しき言尽してよ長くと思わば』

ずっと逢いたいと思いながら、ようやく逢えたその時だけでも
嬉しいと思う言葉を言ってください
二人の間が長く続くようにと思うなら

彦星さんが口下手じゃないと良いのですが・・・

二人のデートを覗かないように、今夜は曇りが良いのかもしれませんね、

皆さまも素敵な夜をお過ごしください。
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