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ヨウシュヤマゴボウで草木染め [草木染め]

こんにちは 翠雀です[わーい(嬉しい顔)]

寒いですね~ 衣替えの前に念入りにお洗濯したフリースをまた着てしまいました。
明日も低温注意みたいですよ。

更新が滞っている間もこのブログを訪れてくださる方がいらっしゃいます。
ありがとうございます!

最近一番読まれている記事は
庭のローズマリーで草木染めです。⇒コチラ

2年前の記事ですが、毎日コンスタントにお読みいただいています。
我が家のローズマリーも今月剪定したのですが、庭植えしているとお茶やスパイスでは使いきれなくなりますよね。
今年は初めての試みとして、【ご自由にどうぞ】と紙を貼って門の所に出しておきました。
そうしましたら、多分4人位の方がお持ちくださったと思います。
持ち帰り用のビニール袋がその位減っていたので。

外出自粛中で道行く人もほとんどいない住宅街ですので、かなりの確率でお持ち帰りくださったのかも。
中にはポストにお礼のお手紙をくださった方も。お風呂に入れますとの事でした。
森林浴の香りを楽しんでいただけたかな?

またある方は『これ植えられますか?』とおっしゃるので、根っこ付きを掘り起こして差し上げました。

今回の事に気を良くして、こぼれ種で生えてきた花の芽や株分けした花などをポットに移しています。
しっかり根付いたらまたお分けしたいと計画中です。

さて、やっと本題。
ローズマリー染めをした時に、ピンク色に染めたいと書いたのですが、やっとご紹介です。

29.JPG

ブドウっぽいですが、ヨウシュヤマゴボウという植物です。
夏に実がつきます。
野山や空き地などに生えているのを見たことありませんか?
これは庭に生えてきたもの。きっと鳥からの贈り物です。
でも、調べると毒性があったりするみたいなので、作業するときは十分ご注意くださいね。
もちろん食べてはいけません。

30.JPG

房を収穫して、ぶ厚い古いタイツを袋状にして、水の中で手でつぶしました。手袋してくださいね。
毒性があるというので、作業は全部庭で行いました。

31.JPG

絹の絞りを染めてみます。
ここまで見ると綺麗に染まっていそうです。期待が高まる[グッド(上向き矢印)]

しかし、ミョウバンとお酢の媒染を試しましたが、どちらも色が定着しません。
水が多すぎたのか? 実だけをつぶした原液だったら違うのか?
染液を加熱していないから? (台所に持ち込むのを躊躇してしまった為)

もうどうにでもなれ~ と一晩放置。

結果

32.JPG

この位染まりました。絞った糸をほどく前です。
一部ほどいてみたら、一目絞りの部分は液がしみ込んでしまい、白く残りませんでした。
大きな絞りは白く残りましたが、やはり液に浸したまま放置はダメですね。

しかも、あれから1年半経った今、かなり色褪せてしまっています。
ローズマリーは色を保っていますのに。

草木染めの手順をきちんと踏めば、もっと染められるのかもしれません。
私はかなりいい加減にやっております。媒染液も軽量などせず[ふらふら]

つまり、これをお読みになった方に有用な情報が今回も・・・・

ただ、このヨウシュヤマゴボウ、今年も生えて来ました。
あれから調べたところ、実と媒染のミョウバンを一緒につぶして染める方法を見つけました。
今年もう一度チャレンジしてみようかな。
濃いピンク色は魅力ですものね。

しかし寒いです~。
お風邪など召されませんように[exclamation]

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庭のローズマリーで草木染め [草木染め]

こんにちは 翠雀です。

久しぶりの更新となりましたが、みなさまお変わりありませんか?
お盆に入り、当地ではいくぶん暑さもおさまってきたような・・・気のせいかな?

今回は草木染めに挑戦した記録です。

キッカケはこれを買ったこと。

絞り 一反.JPG

最近行くようになった着物の市場がるのですが、そこで買ったものです。

絞り染め くくり糸.JPG

これは絞り染めの反物で、糸でくくった状態で染める前のもの。白目(しろめ)というそうです。

なぜこの状態で流通したのかわかりませんが、15メートル程あるものが7巻もあります。
着物が本業のプロは、こういうの買わないのですね。
私は、こういうの喜ぶ人がいるんじゃないかな、と思って買いました。

ちょうど藍の生葉染めをされている方に染めた布を見せていただいたばかりだったのもあり
自分でも染めてみたかったのです。
売る前に布の状態を確認しなければなりませんしね。

藍はありませんので、剪定しようと思っていたローズマリーで染めてみました。

ローズマリー染.JPG

お鍋に入るだけのローズマリーを入れて煮出しました。
分量は適当だし、枝ごと入れてしまいました[あせあせ(飛び散る汗)]

ムラにならないように、一度水に浸けてから染液に入れます。

染める.JPG

5分程、トングで上下を返したりしながら滲みわたらせるイメージで。
それだけでは色が定着しないので、媒染(ばいせん)します。

漬物に使う焼ミョウバンをバケツの水にパラパラっと入れて溶かします。
これも適当[あせあせ(飛び散る汗)]

染める⇒媒染⇒染める⇒媒染を4回繰り返してみました。

最後に水洗いして乾かします。

絞り染め.JPG

ドキドキしながら糸を解いていきます。

くくり糸を解く.JPG

解いてみると模様が出てきました。

絞り染め2.JPG

真ん中の白い丸は、ビニールを使って大き目の範囲を染まらないようにした部分、周りは鹿の子という模様で、白抜きの中心に点々と染まる部分があってカワイイ。

もっとも細かい絞りである、一目絞り。

一目絞り.JPG

楊枝の先ほどの布をつまんで細い糸で2度絞ってあります。
これは点のラインを描きます。

一目絞り2.JPG

かなり固く絞ってあるので、糸を解くのが大変でした。
でも、次々に現れる模様を知りたくて、手を止められません[わーい(嬉しい顔)]

絞り染め3.JPG

花弁が5枚の花が現れました。

一か所穴を開けてしまったけど、なかなかキレイな色に染まって感動です[わーい(嬉しい顔)]
帯揚げやストール、マフラーなどに使えたらと思い160センチにカットして染めました。

一反の布の裁ち方で考えると、今回のは袖の部分です。
身頃の裾部分はもっと凝った模様のはずですので、楽しみが残ります。

次はピンク系の色を出したいと思って目をつけている植物が庭に。
また染めたらご紹介しますね。

今日も良い一日をお過ごしくださいね。
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