SSブログ

茶花を育てる [庭のこと]

こんにちは 翠雀です[わーい(嬉しい顔)]

ここ2~3日、早朝の風が少し涼しくなってきました。
昨日は6時頃窓を開けると、ひんやりした風が入ってきて 『よし、やるか!』
と庭に出ました。

梅雨明けからずっと、朝も夕方も暑かったので、庭仕事はほとんどしていませんでした。
夕方水まきをするのがやっと[ふらふら]
雨らしい雨も降りませんので、草花や野菜に水をあげるのが大事な日課です。

庭は場所によって日当たりが違います。
桑の木、私の身長を越えるススキ、種を植えたアボカドも2メートルになり木陰を作ります。
そして周囲のお家なども時によって日陰を作ります。
一日何度も庭をながめ、どこに植えるのが一番か考えていました。

そしてようやく京鹿子(きょうかのこ)を植える事ができました。
暑いからという理由でずっとポット暮らしをさせてしまってゴメンね。

99.JPG

この場所を気に入ってくれると良いのですが。

茶花に使える花を少しずつ増やしています。

88.JPG

河原なでしこ ホッソリした姿に愛らしい花。 籠の花入にススキなどと入れると良さそうです。

89.JPG

タカサゴフヨウ 以前もご紹介しましたが、木槿より小ぶりで中心の紅い模様が梅の花みたいで可愛い。

90.JPG

一番可愛いのは咲いた翌日です。

100.JPG

花びらがキュッとねじられて、キャンディーみたいでしょ。こうして種を作るのです。

可愛いといえば、茶花には向かないかもしれませんが

93.JPG

花びらがこんなの。 何だかわかりますか?

91.JPG

正解は百日紅ことサルスベリです。

92.JPG

街路樹になっていたりしますよね。
うちのは低木に仕立てているので、上から見下ろせる所に花をつけます。
フリフリした花びらがとっても可愛らしいです。

昨年の種がこぼれて、一株だけ朝顔が芽を出しました。
暑すぎてヒョロヒョロしていますが、毎日一輪ずつ咲いてくれています。

85.JPG

その朝顔のそばには萩があって

86.JPG

小さな花がつき始めました。

87.JPG

秋の足音が近づいているのかな。

私が歩くたびに『チキチキチキ』 と音を立てながらバッタが飛び出します。

94.JPG

大きいのや小さいの、緑色のや茶色いの。いろんなバッタが暮らしています。
ネコちゃんの散歩は、バッタを追いかけてあっちへ行ったりこっちへ行ったり。

先週まで桑の木には何匹もの蝉がいましたが、今日はたった一匹が鳴くこともなくじっとしていました。

97.JPG

知り合いの先生は、お庭で沢山の茶花を育てていらして、いつお茶会があっても
何かしらのお花を持ってきてくださいます。
私もそんな風になりたいなぁ。

今はモミジが欲しいと考えています。 大き目の鉢で育てられるといいな。

明日は久しぶりに雨が降るかもしれません。
皆さま良い週末をお過ごしくださいね。
コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

2020-08-20 [お道具紹介]

こんにちは 翠雀です[わーい(嬉しい顔)]

厳しい 厳しすぎる暑さが続いていますね[晴れ]
体調崩されていませんか?

梅雨明けからずっとエアコンを使っています。
室外機からの放熱が環境に影響を及ぼすと思うと、なるべく使わない方が良いと思いながらも
災害レベルの暑さだそうですから、これは致し方ないと。。。

でも回り回って、更なる暑さがやって来そうで心配です。

茶道では 【夏は涼しく】 という言葉があります。
目に映るもの、耳に聞こえるもの、香りや味、様々なもので涼しさを演出するということです。

利休さんは、茶席の水指に釣瓶(つるべ)を取りいれました。
井戸水を汲む釣瓶です。
木製の釣瓶を水に浸けて、たっぷりと水を吸い込ませ、畳につく面の水気を拭き取ったら
側面は濡れたまま茶室に据え置きます。
蓋を開けた時に見える水が涼しげで、大好きな水指です。

裏千家では名水点(めいすいだて)というお点前がありますが、その時にも釣瓶水指を使います。
釣瓶に注連縄があったら、名水が入っているしるしです。
お茶をいただく前に、まずは冷たいお水を差し上げるというもの。
夏にぴったりのお点前ですね。

環境省のHPに都道府県別の名水情報がありました。
自宅近くの名水をチェックしておきたいですね。 環境庁HP⇒コチラ

今日のお茶の時間は

83.JPG

ガラスのお茶碗です。 冷たい水で氷もひとかけらIN。
青楓が爽やかな感じでしょ?
お菓子はいただきものの豆大福。

自服ですので、たっぷり点てたのですが
飲み進むうちに、ちょっとお茶の量とお茶碗の関係を考えました。

84.JPG

ちょっと減りすぎだけど、水面と楓のバランスや泡立つことによる色味の白っぽさが
このお茶碗の魅力を左右してしまうような気がしました。

裏千家なので、細かい泡がこんもりとするのを良しと思うのですが
元々冷たい水では泡立ちが悪いですし、無理に泡立てるよりお茶の色がキレイに見える方が
お茶碗も映えるように思いました。

何でもやってみないと分からないものですよね。
特に茶道具は使ってみて初めて分かる事が沢山あります。

明日もこのお茶碗で点ててみましょうね。
もちろんお菓子も添えて[わーい(嬉しい顔)]

久しぶりのブログでしたが、みなさまも体調に気を付けて
元気にお過ごしくださいね。

コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。