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和ろうそく救済!家具用ワックスを作る [DIY]
こんにちは 翠雀です。
冬の嵐になりました。
不思議な暖かさの風が吹き付けています。
強風の時には飛んでくる物にご注意くださいね。
私はビルから古い看板がほんの数メートルの所に落ちてきた経験があります![[がく~(落胆した顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/142.gif)
少し前にハゼの実から作った古い和ロウソクを数十本仕入れました。しかも高値で。
ちょっとザワツキましたもん、市場内がね。
道具市場で見た時にピンっときちゃったのです。 これはヨイ![[グッド(上向き矢印)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/145.gif)
なのになのに師匠さんったら、
『和ロウソクのブームが来ているの? 売れるものを仕入れなきゃ~』
師匠さんの眼は正しかったデス。 蚤の市に持って行ったけど数本しか売れず・・・![[バッド(下向き矢印)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/156.gif)
周りの出店者さまが非常用にと数本買ってくれました。
あぁ、またやってしまった。。。のかしら![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
なぜか私がピンっときたものは、今じゃないみたいなの~![[ふらふら]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/144.gif)
でもですよ、本物のハゼの実から作った立派な和ロウソクなのです。
火を燈してみました。

素敵でしょ。 夜咄の茶事にピッタリ![[exclamation]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/158.gif)
ところがそのロウソクが大変なことに~。
日の当たる所に置いておくと溶けちゃうと教えられたのに
引っ越し作業中、お日様がぽっかぽか~な玄関先にちょっと放置。
さて、部屋に入れようかな。 と思ったら、なななんとっ、溶けてる~![[目]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/84.gif)
純度が高いせいなのか、和ロウソクの特徴なのか、何本か溶けていました。
無事なロウソクは救済したものの、4本位溶けてお盆に流れ出てしまいました。
室内に移動させたら固まったのですが、
ロウソクには戻りません。
何かに利用できないかしら・・・・と、主婦根性が捨てさせません。
あっ そうだ。 前から作りたかったアレ作ろう![[ひらめき]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/151.gif)
用意するもの

①出来上がりを保存する入れ物
②頑張る為の栄養ドリンク グイっと飲んでから始めましょう
保存容器は金物が良いと思います。後の工程でわかりますが、湯煎にかけられるものが最適です。
これはホーローが一部剥げてしまい食品には使えずにいたものを活用。
まず、お鍋でラベンダーの花を煮出します。

台所中いい匂い~。
濾して煎じ液が出来ました。

ここに石鹸を溶かします。 固形の場合は細かく削ると良いですが、私は無添加の粉せっけんです。

煎じ液にいきなり粉せっけんを入れると、粒子が細かすぎるのでなかなか混ざりません。(失敗経験済)
粉せっけんに少しずつ煎じ液を加えて混ぜてください。
少しダマになっちゃったけど混ざりました~ とろろ芋みたいな、納豆汁みたいな・・・・
石鹸は水と油を混ぜる為に入れるようです。

次にいよいよ和ロウソクの登場です。
お盆に広がって固まっているのをスプーンで割り剥がして![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)

ロウソクは最初に用意した金物の器に入れると便利です。
このロウソクを溶かすのですが、フライパンで湯煎しました。

溶けたら、なんじゃこりゃ 不純物がいっぱい。
これは、溶けた時に外にあったため、砂ホコリなどが付着していたのでした。
このまま使うか、精製するか。
5秒考えて、精製してみる事にしました。でもどうやって![[exclamation&question]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/159.gif)
溶けたロウソクに水を入れてみました。 水と油が分離してゴミは水に落ちるのではないか。頭イイ![[exclamation]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/158.gif)
でもこれは失敗でした。
すでにゴミはロウでコーティングされているため、今更水の方に分離しませんでした。
しからばこれしかありません。 水ごと濾してしまえ~。

キッチンペーパーで濾してみました。 吊り下げているのはバナナをぶら下げるアレです。
下で受ける器は使い捨てのものが良いです。 今回の工程で使うものは洗えません。
洗ったとしても排水管にロウが付いちゃいそうなのでオススメできません。
混ぜるスプーンなども使い捨てが良いでしょう。
ともかく、濾してみたら・・・

キレイに精製された~![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
お気づきかもしれませんが、普通のロウソクを使えばこんな作業はいらないのです![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
キレイになったロウをオリーブオイルで溶かします。

そしたら、最初に作ったラベンダー石鹸と、更なる香りづけにエッセンシャルオイルを混ぜて
完成!

わかりますか? これは家具の手入れをするワックスです。
これで手入れをしたかったもの。

分かりにくいかもしれませんが、実際は見違えるほどキレイになりました。
それにラベンダーの香りがとっても良いです。
ワックスが手についてもイヤな感じはありません。むしろクリーム効果を感じる。

これは木をくりぬいたお盆です。
丸ノミと平ノミの跡がなんとも美しいのです。職人の手仕事を存分に味わえます。
明治か大正あたりのものだと思いますが、裏には朱漆で屋号が書かれています。
商家で使っていたものかもしれませんね。
今の一番のお気に入りで、毎日使っています。
使う度に幸せな気持ちになるのです。 お気に入りってホントに幸せにしてくれますね![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
一生大事にしたい道具の一つです![[ハートたち(複数ハート)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/139.gif)
ワックスの分量などは、NHKで放送されていた『猫のしっぽ カエルの手』から
ベニシアさんのレシピを参考にしました。現在も地上波で再放送中です。番組HPはコチラ
和ろうそくは蚤の市で絶賛
販売中です。
青空が広がって、ますます気温が上がってきました。
こんな日は、ろうそくが溶けないように気をつけてね![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
冬の嵐になりました。
不思議な暖かさの風が吹き付けています。
強風の時には飛んでくる物にご注意くださいね。
私はビルから古い看板がほんの数メートルの所に落ちてきた経験があります
![[がく~(落胆した顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/142.gif)
少し前にハゼの実から作った古い和ロウソクを数十本仕入れました。しかも高値で。
ちょっとザワツキましたもん、市場内がね。
道具市場で見た時にピンっときちゃったのです。 これはヨイ
![[グッド(上向き矢印)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/145.gif)
なのになのに師匠さんったら、
『和ロウソクのブームが来ているの? 売れるものを仕入れなきゃ~』
師匠さんの眼は正しかったデス。 蚤の市に持って行ったけど数本しか売れず・・・
![[バッド(下向き矢印)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/156.gif)
周りの出店者さまが非常用にと数本買ってくれました。
あぁ、またやってしまった。。。のかしら
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
なぜか私がピンっときたものは、今じゃないみたいなの~
![[ふらふら]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/144.gif)
でもですよ、本物のハゼの実から作った立派な和ロウソクなのです。
火を燈してみました。
素敵でしょ。 夜咄の茶事にピッタリ
![[exclamation]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/158.gif)
ところがそのロウソクが大変なことに~。
日の当たる所に置いておくと溶けちゃうと教えられたのに
引っ越し作業中、お日様がぽっかぽか~な玄関先にちょっと放置。
さて、部屋に入れようかな。 と思ったら、なななんとっ、溶けてる~
![[目]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/84.gif)
純度が高いせいなのか、和ロウソクの特徴なのか、何本か溶けていました。
無事なロウソクは救済したものの、4本位溶けてお盆に流れ出てしまいました。
室内に移動させたら固まったのですが、
ロウソクには戻りません。
何かに利用できないかしら・・・・と、主婦根性が捨てさせません。
あっ そうだ。 前から作りたかったアレ作ろう
![[ひらめき]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/151.gif)
用意するもの

①出来上がりを保存する入れ物
②頑張る為の栄養ドリンク グイっと飲んでから始めましょう
保存容器は金物が良いと思います。後の工程でわかりますが、湯煎にかけられるものが最適です。
これはホーローが一部剥げてしまい食品には使えずにいたものを活用。
まず、お鍋でラベンダーの花を煮出します。

台所中いい匂い~。
濾して煎じ液が出来ました。

ここに石鹸を溶かします。 固形の場合は細かく削ると良いですが、私は無添加の粉せっけんです。

煎じ液にいきなり粉せっけんを入れると、粒子が細かすぎるのでなかなか混ざりません。(失敗経験済)
粉せっけんに少しずつ煎じ液を加えて混ぜてください。
少しダマになっちゃったけど混ざりました~ とろろ芋みたいな、納豆汁みたいな・・・・
石鹸は水と油を混ぜる為に入れるようです。

次にいよいよ和ロウソクの登場です。
お盆に広がって固まっているのをスプーンで割り剥がして
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)

ロウソクは最初に用意した金物の器に入れると便利です。
このロウソクを溶かすのですが、フライパンで湯煎しました。

溶けたら、なんじゃこりゃ 不純物がいっぱい。
これは、溶けた時に外にあったため、砂ホコリなどが付着していたのでした。
このまま使うか、精製するか。
5秒考えて、精製してみる事にしました。でもどうやって
![[exclamation&question]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/159.gif)
溶けたロウソクに水を入れてみました。 水と油が分離してゴミは水に落ちるのではないか。頭イイ
![[exclamation]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/158.gif)
でもこれは失敗でした。
すでにゴミはロウでコーティングされているため、今更水の方に分離しませんでした。
しからばこれしかありません。 水ごと濾してしまえ~。

キッチンペーパーで濾してみました。 吊り下げているのはバナナをぶら下げるアレです。
下で受ける器は使い捨てのものが良いです。 今回の工程で使うものは洗えません。
洗ったとしても排水管にロウが付いちゃいそうなのでオススメできません。
混ぜるスプーンなども使い捨てが良いでしょう。
ともかく、濾してみたら・・・

キレイに精製された~
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
お気づきかもしれませんが、普通のロウソクを使えばこんな作業はいらないのです
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
キレイになったロウをオリーブオイルで溶かします。

そしたら、最初に作ったラベンダー石鹸と、更なる香りづけにエッセンシャルオイルを混ぜて
完成!

わかりますか? これは家具の手入れをするワックスです。
これで手入れをしたかったもの。

分かりにくいかもしれませんが、実際は見違えるほどキレイになりました。
それにラベンダーの香りがとっても良いです。
ワックスが手についてもイヤな感じはありません。むしろクリーム効果を感じる。
これは木をくりぬいたお盆です。
丸ノミと平ノミの跡がなんとも美しいのです。職人の手仕事を存分に味わえます。
明治か大正あたりのものだと思いますが、裏には朱漆で屋号が書かれています。
商家で使っていたものかもしれませんね。
今の一番のお気に入りで、毎日使っています。
使う度に幸せな気持ちになるのです。 お気に入りってホントに幸せにしてくれますね
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
一生大事にしたい道具の一つです
![[ハートたち(複数ハート)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/139.gif)
ワックスの分量などは、NHKで放送されていた『猫のしっぽ カエルの手』から
ベニシアさんのレシピを参考にしました。現在も地上波で再放送中です。番組HPはコチラ
和ろうそくは蚤の市で絶賛
![[exclamation&question]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/159.gif)
青空が広がって、ますます気温が上がってきました。
こんな日は、ろうそくが溶けないように気をつけてね
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
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