もうすぐクリスマス [お道具紹介]
こんにちは 翠雀です。
もうすぐクリスマスですね
今朝ゴミを集積所に出しに行きながら、ご近所を眺めると
門やドアなどにリースを飾ったりするお家が多く見られました。
我が家はというと・・・・
うちはね、まったくクリスマスっ気なしなのです
子どもがいないというのもあるかもしれませんが、
どうしても洋風なものに反応が悪い私のアンテナ。
ハロウィンももちろん無し~
それでも最近は茶道具にもクリスマス柄のものが売り出されていますね。
先日の稽古でも、お棗やお茶碗にはサンタクロースが描かれていて、和みましたよ。
何かクリスマスっぽいものは無いかな?
と探しましたら、ありましたありました。
これなんかそれっぽくありませんか? えっ どこが ってこれしかありませんの。。。
茶入の仕覆ですが、紅地に緑。 蜀紅錦(しょっこうにしき)という裂地です。
中国の蜀という地域で織られていた裂地で、飛鳥時代に日本にやってきたそうです。
紅地に格子や華紋・七宝・唐草など幾何学的に織り出したもので、柄は数種類あります。
乗せたお盆は山道盆(やまみちぼん)といいまして、縁がなだらかな山の峰のようになっています。
裏千家では最初に習う盆略点前に使うお盆です。
これは先日実家から持ち帰ったものです。
私の部屋を今は父が使っているのですが、“処分一歩前”の段ボールに入れられていたのをみつけ
救済したものです。
入門した時に、先生からいただいたものだと思うので
処分されずに良かったです。
久しぶりにお盆を手にして子供の頃を思い出しました。
うちでは、クリスマスの前に欲しいものを書いて母に預けました。
母がサンタクロースに郵送してくれる事になっていたのです。
そうするとクリスマスの朝に枕元にプレゼントが
7~8歳位まではこのシステムを信じていたと思います
ある年プレゼントが釣竿だった時があってね、リールの付いた竿で
兄はブルー、私はピンク色で
これは絶対父のセレクトだって思いましたよ~
それ以来サンタさんへの手紙もやめまして、直接親と交渉しました。
今なら手紙になんて書きましょうか?
和歌の勉強に時々万葉集の解説本を読むのですが、この時代の人々は気持ちを手紙形式ではありますが
直接伝えていますね。
現代のメールだと、時に意図していないように受け取られたりすることがありますが
和歌という一つのルールの中では誤解は少なかったように感じます。
なので、気持ちを伝える手段として昔々の恋文を借用するのも良いかもしれません。
最近印象に残った和歌を。
『逢わむ日を その日と知らず常闇に いづれの日まで 吾恋ひ居らむ』
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
もうすぐクリスマスですね
今朝ゴミを集積所に出しに行きながら、ご近所を眺めると
門やドアなどにリースを飾ったりするお家が多く見られました。
我が家はというと・・・・
うちはね、まったくクリスマスっ気なしなのです
子どもがいないというのもあるかもしれませんが、
どうしても洋風なものに反応が悪い私のアンテナ。
ハロウィンももちろん無し~
それでも最近は茶道具にもクリスマス柄のものが売り出されていますね。
先日の稽古でも、お棗やお茶碗にはサンタクロースが描かれていて、和みましたよ。
何かクリスマスっぽいものは無いかな?
と探しましたら、ありましたありました。
これなんかそれっぽくありませんか? えっ どこが ってこれしかありませんの。。。
茶入の仕覆ですが、紅地に緑。 蜀紅錦(しょっこうにしき)という裂地です。
中国の蜀という地域で織られていた裂地で、飛鳥時代に日本にやってきたそうです。
紅地に格子や華紋・七宝・唐草など幾何学的に織り出したもので、柄は数種類あります。
乗せたお盆は山道盆(やまみちぼん)といいまして、縁がなだらかな山の峰のようになっています。
裏千家では最初に習う盆略点前に使うお盆です。
これは先日実家から持ち帰ったものです。
私の部屋を今は父が使っているのですが、“処分一歩前”の段ボールに入れられていたのをみつけ
救済したものです。
入門した時に、先生からいただいたものだと思うので
処分されずに良かったです。
久しぶりにお盆を手にして子供の頃を思い出しました。
うちでは、クリスマスの前に欲しいものを書いて母に預けました。
母がサンタクロースに郵送してくれる事になっていたのです。
そうするとクリスマスの朝に枕元にプレゼントが
7~8歳位まではこのシステムを信じていたと思います
ある年プレゼントが釣竿だった時があってね、リールの付いた竿で
兄はブルー、私はピンク色で
これは絶対父のセレクトだって思いましたよ~
それ以来サンタさんへの手紙もやめまして、直接親と交渉しました。
今なら手紙になんて書きましょうか?
和歌の勉強に時々万葉集の解説本を読むのですが、この時代の人々は気持ちを手紙形式ではありますが
直接伝えていますね。
現代のメールだと、時に意図していないように受け取られたりすることがありますが
和歌という一つのルールの中では誤解は少なかったように感じます。
なので、気持ちを伝える手段として昔々の恋文を借用するのも良いかもしれません。
最近印象に残った和歌を。
『逢わむ日を その日と知らず常闇に いづれの日まで 吾恋ひ居らむ』
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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