一枚の版画から [うちのネコ]
こんにちは 翠雀です。
6月初めての更新となりました。
度々のぞいてくださったみなさまには申し訳ありませんでした。
いくつか変化があったりして、なかなか時間がとれませんでした。
先月の古物市場で仕入れたもの。
古い版画です。
こういうものはあまり扱わないのですが、この時は競りあった末に買い求めました。
割と高い値段になったので
『そんなに良いものなの?』
と周りの人に言われたのですが、どうして執着したのか自分でも良くわからなかったのです。
猫とスズメが描かれてはいますが、どちらもあまり可愛くない
赤い花も何の花なのかわからないし・・・
足元の子犬は比較的カワイイけど、全体としては???な絵なのです。
自宅で改めて見てみましたが、やっぱり 『どうして買ったのかな~』 でした。
数日後、所用で出掛けたホテルニューオータニのお庭で、ネコを見つけました。
『おっ また白黒ネコだ』
あの版画が頭をよぎりました。
さらに数日後。
駅からの帰宅途中、どこかでネコが鳴いています。
周りを見回してみても姿が見えません。
私の前を歩いていた若いOLさんもキョロキョロ。
『ネコの声がしますね』
と二人で探してみましたが、見つからない。
OLさんは周りを気にしながら進んで行きました。
私は立ち止まりネコを探します。
地面の下から聴こえます。
膝まづいて金網に耳を寄せると、確かにこの中から鳴き声が
覗きこんでも暗くて見えません。
私は自宅に帰り、懐中電灯を持ってきました。
照らしてみても姿が見えません。
それでも鳴き声は時々聞こえてきます。
金網を上げて中を覗きたいのですが、これかなり重いのです。
通りがかりの男性に手伝ってもらい、やっと上げられました。
頭を入れてみると、ここは雨水を流す雨水溝でした。
水はほとんど流れていないけど、深さは1メートル程もありそうです。
懐中電灯で照らせる範囲にはネコの姿が見えません。
不思議フシギ 確かにここから聴こえるのに。。。
皆さんならどうしますか?
助けて~と(私には聞こえる)ネコの声。
もうこれは助けを呼ぶしかないと、消防へ電話しました。
『火事ですか? 救急ですか?』
やっぱりこう聞かれるんだな、などと思いながら
『どちらでもないのですが・・・・・』
と状況を説明。
ほどなくして4人の隊員さんがフル装備で来てくれました。
一番小柄な隊員さんが中に入りネコを探します。
すると、本線の溝ではなく、車道からの雨水を取り込む支線に発見。
救助しようとすると奥に逃げてしまうので
私は家からネコ缶を持って来ておびき寄せようとしましたが
興奮しているためか効果がありません。
隊長さんが車道側から棒で押し出す作戦を立て
私は再度家から竹竿を持ってきました。
そして格闘すること1時間あまり。
1匹の子猫が救助されたのでした。
消防士さんが持っているキャリーに子猫がいます。
さて子猫。
消防署では救助した後は、野に放つだけとのこと。
こんなに苦労したのに、それではまた入り込んでしまったり、
事故にあったりしてしまうではありませんか。
というわけで
ん? シロクロ
獣医さんに健康診断(白血病の検査まで!)や予防接種をしていただき
すこぶる健康児である事が
健康診断しなくても証明されていますが
生後1ヵ月 540グラム
不思議な縁により
名前を リンちゃん と名付けました。
時々ブログに登場すると思いますので、よろしくお願いします
イタタタタ・・・
6月初めての更新となりました。
度々のぞいてくださったみなさまには申し訳ありませんでした。
いくつか変化があったりして、なかなか時間がとれませんでした。
先月の古物市場で仕入れたもの。
古い版画です。
こういうものはあまり扱わないのですが、この時は競りあった末に買い求めました。
割と高い値段になったので
『そんなに良いものなの?』
と周りの人に言われたのですが、どうして執着したのか自分でも良くわからなかったのです。
猫とスズメが描かれてはいますが、どちらもあまり可愛くない
赤い花も何の花なのかわからないし・・・
足元の子犬は比較的カワイイけど、全体としては???な絵なのです。
自宅で改めて見てみましたが、やっぱり 『どうして買ったのかな~』 でした。
数日後、所用で出掛けたホテルニューオータニのお庭で、ネコを見つけました。
『おっ また白黒ネコだ』
あの版画が頭をよぎりました。
さらに数日後。
駅からの帰宅途中、どこかでネコが鳴いています。
周りを見回してみても姿が見えません。
私の前を歩いていた若いOLさんもキョロキョロ。
『ネコの声がしますね』
と二人で探してみましたが、見つからない。
OLさんは周りを気にしながら進んで行きました。
私は立ち止まりネコを探します。
地面の下から聴こえます。
膝まづいて金網に耳を寄せると、確かにこの中から鳴き声が
覗きこんでも暗くて見えません。
私は自宅に帰り、懐中電灯を持ってきました。
照らしてみても姿が見えません。
それでも鳴き声は時々聞こえてきます。
金網を上げて中を覗きたいのですが、これかなり重いのです。
通りがかりの男性に手伝ってもらい、やっと上げられました。
頭を入れてみると、ここは雨水を流す雨水溝でした。
水はほとんど流れていないけど、深さは1メートル程もありそうです。
懐中電灯で照らせる範囲にはネコの姿が見えません。
不思議フシギ 確かにここから聴こえるのに。。。
皆さんならどうしますか?
助けて~と(私には聞こえる)ネコの声。
もうこれは助けを呼ぶしかないと、消防へ電話しました。
『火事ですか? 救急ですか?』
やっぱりこう聞かれるんだな、などと思いながら
『どちらでもないのですが・・・・・』
と状況を説明。
ほどなくして4人の隊員さんがフル装備で来てくれました。
一番小柄な隊員さんが中に入りネコを探します。
すると、本線の溝ではなく、車道からの雨水を取り込む支線に発見。
救助しようとすると奥に逃げてしまうので
私は家からネコ缶を持って来ておびき寄せようとしましたが
興奮しているためか効果がありません。
隊長さんが車道側から棒で押し出す作戦を立て
私は再度家から竹竿を持ってきました。
そして格闘すること1時間あまり。
1匹の子猫が救助されたのでした。
消防士さんが持っているキャリーに子猫がいます。
さて子猫。
消防署では救助した後は、野に放つだけとのこと。
こんなに苦労したのに、それではまた入り込んでしまったり、
事故にあったりしてしまうではありませんか。
というわけで
ん? シロクロ
獣医さんに健康診断(白血病の検査まで!)や予防接種をしていただき
すこぶる健康児である事が
健康診断しなくても証明されていますが
生後1ヵ月 540グラム
不思議な縁により
名前を リンちゃん と名付けました。
時々ブログに登場すると思いますので、よろしくお願いします
イタタタタ・・・
2016-06-27 06:00
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