茶室開きをしました ⑤ お茶碗とお土産 [自宅でお茶事]
こんにちは 翠雀です。
すっかり放置してしまった『茶室開きシリーズ』
今回やっと完結
茶室開きの⑤です。
過去の記事
茶室開きをしました ④ これも茶懐石?
茶室開きをしました ③ 本席
茶室開きをしました ② 我が家の待合
茶室開きをしました ①
初めての茶事を目指して
茶懐石もなんとか終わり、いよいよお茶の時間に。
濃茶と薄茶を差し上げました。
その時の写真がないので、後日お道具だけ記録に撮りましたものを紹介します。
まず濃茶には黒楽茶碗
佐々木松楽さんの作で、銘は無尽蔵
無尽蔵とは、尽きる事のない蔵。
禅語では【無一物中無尽蔵】という言葉があって
一物も無い世界に全てがある というような意味かしら?
執着を捨てれば手に入れる事ができるとか?
〇円相が描かれていますが、円相は悟りを表すそうです。
選んでおきながらなんですが、私にはまだまだ本当の意味は理解できません。
薄茶のお茶碗はちょっと気軽なものにしました。
細かい字で何やら書かれています。
利休和歌と題された、いわゆる利休百首が書かれています。
あまりに細かい字なので、ルーペを持ち出して見ていただき、茶室に笑い声も。
お茶碗の外側には
金扇の中の歌は
【和寿(わす)られぬ 抹茶の友に よい甘味】
来ていただいたお客様3人は私のよきお茶仲間。
この日の事はずっと覚えておいていただきたいと思いを込めて選びました。
もう一椀
鳥獣戯画が描かれたお茶碗は、中学生の時に入門した先生がくださったもの。
私のお茶の道の第一歩を導いてくれた先生です。
うさぎが可愛くて当時大好きだったのを思い出します。
今回の茶室開きの為に実家から持ってきました。
他にも風炉とお釜も当時先生に選んでいただいたものです。
そして、今回は引き出物といいますかお土産を用意しました。
こちらの菓子型を手に入れてから作ってもらう機会を待っていました。
一つが手の平ほどあって大きいのですが、いつもの和菓子屋さんに無理を言ってお願いしました。
本来は乾いた打ち菓子用の型なので、練きりを抜くのは大変だったそうです。
中の餡も味を変えて欲しいと頼んで、一つはメープルシロップで味を付けてくれました。
紅白の梅 梅の花は私の一番好きな花です。
利休さん、二人の師匠、そして来てくれたお茶仲間への感謝を道具組に込めたつもりです。
自宅茶事の第一歩は反省ばかりでしたが これから私らしいお茶事を探して行きたいと思います。
すっかり放置してしまった『茶室開きシリーズ』
今回やっと完結
茶室開きの⑤です。
過去の記事
茶室開きをしました ④ これも茶懐石?
茶室開きをしました ③ 本席
茶室開きをしました ② 我が家の待合
茶室開きをしました ①
初めての茶事を目指して
茶懐石もなんとか終わり、いよいよお茶の時間に。
濃茶と薄茶を差し上げました。
その時の写真がないので、後日お道具だけ記録に撮りましたものを紹介します。
まず濃茶には黒楽茶碗
佐々木松楽さんの作で、銘は無尽蔵
無尽蔵とは、尽きる事のない蔵。
禅語では【無一物中無尽蔵】という言葉があって
一物も無い世界に全てがある というような意味かしら?
執着を捨てれば手に入れる事ができるとか?
〇円相が描かれていますが、円相は悟りを表すそうです。
選んでおきながらなんですが、私にはまだまだ本当の意味は理解できません。
薄茶のお茶碗はちょっと気軽なものにしました。
細かい字で何やら書かれています。
利休和歌と題された、いわゆる利休百首が書かれています。
あまりに細かい字なので、ルーペを持ち出して見ていただき、茶室に笑い声も。
お茶碗の外側には
金扇の中の歌は
【和寿(わす)られぬ 抹茶の友に よい甘味】
来ていただいたお客様3人は私のよきお茶仲間。
この日の事はずっと覚えておいていただきたいと思いを込めて選びました。
もう一椀
鳥獣戯画が描かれたお茶碗は、中学生の時に入門した先生がくださったもの。
私のお茶の道の第一歩を導いてくれた先生です。
うさぎが可愛くて当時大好きだったのを思い出します。
今回の茶室開きの為に実家から持ってきました。
他にも風炉とお釜も当時先生に選んでいただいたものです。
そして、今回は引き出物といいますかお土産を用意しました。
こちらの菓子型を手に入れてから作ってもらう機会を待っていました。
一つが手の平ほどあって大きいのですが、いつもの和菓子屋さんに無理を言ってお願いしました。
本来は乾いた打ち菓子用の型なので、練きりを抜くのは大変だったそうです。
中の餡も味を変えて欲しいと頼んで、一つはメープルシロップで味を付けてくれました。
紅白の梅 梅の花は私の一番好きな花です。
利休さん、二人の師匠、そして来てくれたお茶仲間への感謝を道具組に込めたつもりです。
自宅茶事の第一歩は反省ばかりでしたが これから私らしいお茶事を探して行きたいと思います。
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