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中秋の栗ごはんと渋皮煮 [お料理]

こんにちは 翠雀です[わーい(嬉しい顔)]

急に涼しくなってきました。

今年も暑かったですが、振り返ると夏は短かったように思います。
9月は残暑といえるような日は数える程でしたね。

10日程前、仕事で行った先で山栗の木を見つけました。
店先に並んでいるよりずっと小さな栗が風に吹かれて時々落ちてきます。

山栗は子供の頃は秋そのものでした。
十五夜の日に、父と一緒に裏の雑木林にススキと萩の花を探しに行きました。
毎年採るから大体の場所はわかっています。

南向きの窓辺にススキと萩を活けて、母の作ったお団子も並んで
月が出るのを待ちました。

その雑木林に小さな山栗の木もあって、これを拾うのが楽しみでした。
その栗は甘露煮となって運動会で食べるのも恒例でした。

今回、数十年ぶりに山栗を拾い、自分で料理してみました。

小さな栗を剥くのは大変で、渋皮まで剥こうとしたら食べるところがなくなっちゃいそうです。

母はどう思いながら栗を剥いたのかしら?
子供のポケットに入った小さな栗、さぞ面倒だっただろうな。
しかも、毎日数粒ずつ拾うものだから、どうしていたのでしょうね。

かくして2品完成しました。

栗ごはん。もち米とお米を半々で。

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渋皮を剥くのを断念して、渋皮煮です。

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親指の先ほどの小さな栗です。

そして、21日は中秋の名月でした。

ススキと萩は並んで植えているので、今年は伐らずにどーんと愛でました。

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どちらも見上げる程大きいのです。

そして夜になって、大きなお月様が顔を出しました。

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虫の音を聞きながら、ススキと萩がぼんやりと照らされるのを見ていたら
蚊に刺されました。

夏の名残りと秋を感じた夜でした。

季節の変わり目です。
体調を崩さないようにご注意くださいね。
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