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庭のローズマリーで草木染め [草木染め]

こんにちは 翠雀です。

久しぶりの更新となりましたが、みなさまお変わりありませんか?
お盆に入り、当地ではいくぶん暑さもおさまってきたような・・・気のせいかな?

今回は草木染めに挑戦した記録です。

キッカケはこれを買ったこと。

絞り 一反.JPG

最近行くようになった着物の市場がるのですが、そこで買ったものです。

絞り染め くくり糸.JPG

これは絞り染めの反物で、糸でくくった状態で染める前のもの。白目(しろめ)というそうです。

なぜこの状態で流通したのかわかりませんが、15メートル程あるものが7巻もあります。
着物が本業のプロは、こういうの買わないのですね。
私は、こういうの喜ぶ人がいるんじゃないかな、と思って買いました。

ちょうど藍の生葉染めをされている方に染めた布を見せていただいたばかりだったのもあり
自分でも染めてみたかったのです。
売る前に布の状態を確認しなければなりませんしね。

藍はありませんので、剪定しようと思っていたローズマリーで染めてみました。

ローズマリー染.JPG

お鍋に入るだけのローズマリーを入れて煮出しました。
分量は適当だし、枝ごと入れてしまいました[あせあせ(飛び散る汗)]

ムラにならないように、一度水に浸けてから染液に入れます。

染める.JPG

5分程、トングで上下を返したりしながら滲みわたらせるイメージで。
それだけでは色が定着しないので、媒染(ばいせん)します。

漬物に使う焼ミョウバンをバケツの水にパラパラっと入れて溶かします。
これも適当[あせあせ(飛び散る汗)]

染める⇒媒染⇒染める⇒媒染を4回繰り返してみました。

最後に水洗いして乾かします。

絞り染め.JPG

ドキドキしながら糸を解いていきます。

くくり糸を解く.JPG

解いてみると模様が出てきました。

絞り染め2.JPG

真ん中の白い丸は、ビニールを使って大き目の範囲を染まらないようにした部分、周りは鹿の子という模様で、白抜きの中心に点々と染まる部分があってカワイイ。

もっとも細かい絞りである、一目絞り。

一目絞り.JPG

楊枝の先ほどの布をつまんで細い糸で2度絞ってあります。
これは点のラインを描きます。

一目絞り2.JPG

かなり固く絞ってあるので、糸を解くのが大変でした。
でも、次々に現れる模様を知りたくて、手を止められません[わーい(嬉しい顔)]

絞り染め3.JPG

花弁が5枚の花が現れました。

一か所穴を開けてしまったけど、なかなかキレイな色に染まって感動です[わーい(嬉しい顔)]
帯揚げやストール、マフラーなどに使えたらと思い160センチにカットして染めました。

一反の布の裁ち方で考えると、今回のは袖の部分です。
身頃の裾部分はもっと凝った模様のはずですので、楽しみが残ります。

次はピンク系の色を出したいと思って目をつけている植物が庭に。
また染めたらご紹介しますね。

今日も良い一日をお過ごしくださいね。
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