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お寺のプラネタリウムに行ってきました [旅行・おでかけ]

こんにちは 翠雀です。

今日もブログに来てくださってありがとうございます[exclamation]

ちょっと不思議なプラネタリウムに行ってきました[わーい(嬉しい顔)]

なんとお寺の中にあるのです[目]

葛飾区にある證願寺(しょうがんじ)さんです。

證願寺.jpg

お寺の塀からして不思議感が出ています。
ネコ[猫]好きみたいですね。

こちらでは月に数回プラネタリウムをされていて、しかも定員が20名足らず。
完全予約制で月1度ホームページに予約フォームが現れるという
とっても狭き門なのです。

この度、幸運にも予約がとれて、念願のプラネタリウムへ行くことが出来ました。
写真撮影不可でしたので、HPをご紹介します⇒コチラ

1時間のプログラムで、今月はネコをテーマにという事で
ネコ大好きな私はとっても楽しめる内容でした[exclamation×2]

何より解説が素晴らしかったです。 男女お二人の掛け合いで進行するのですが
それがとっても面白いのです。
他ではマネ出来ない内容だと思いました。
皆さんにも是非体験して欲しいな~[ぴかぴか(新しい)]

帰りに立石という町を散策。
ここはセンベロの町で近年有名ですね。

センベロとは、千円でベロベロに酔えるっていうね[ビール]

初めて歩いたのですが、まだ明るい時間なのに行列ができているお店がいくつもありました。

中でも長い行列があったので、最後尾の方に『何に並んでいるのですか?』と尋ねると
スマホで画像を見せてくれました。

鶏の半身揚げっていうものです。 食べログで画像を見てね⇒コチラ

店先の大きなお鍋でジュウジュウ揚げています。
持ち帰りも出来るのかお店の人に聞いたら、『3時間後位になる』との事[がく~(落胆した顔)]
ビックリですね。

さすがに諦めて、散策再開。

京成立石の駅前には、アーケードの商店街が2筋ありまして
昭和の雰囲気満載のセンベロワールドが広がっていました。

お惣菜屋さんでメンチとレバカツを買って、モグモグ散歩。
とってもワクワクしてきまして、次は誰と来ようかな~と考えながらお店を下見。

こういう所は、やっぱりムー先輩かしら。
きっと面白がってくれると思います。
何を言っても怒らずに『お前さんバカだね~』と受け止めてくれる先輩とは味の好みも似ているし。
楽しみが出来ました。

以前の記事に書きましたが、私を悩ませていた習い事。
結論を出しました。
今回の事で、人の嫌な面をいろいろと見る事になりました。
私は離れる事にしたのですが、残った人達はご存じないんですよね・・・
私達は礼を尽くしたつもりですが。
今となっては是非に及ばずですけど、残念な最後でした。


お寺の境内には梅の花が咲いていました。

紅白梅.jpg

まだ寒い時に、百花にさきがけて咲く梅が大好きです。
今週は立春ですものね。

明るい気持ちで過ごしましょうね[わーい(嬉しい顔)]
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日本刀鑑賞と銘切体験をしました♪ [旅行・おでかけ]

こんにちは 翠雀です。

寒いですね~[雪] 庭の水桶に分厚い氷が張っていました[exclamation]

ブログの更新が滞ってしまって、その間にも遊びに来てくれた皆様ありがとうございます[exclamation]

最近の出来事を紹介しますね。

皆さんは日本刀はお好きですか[exclamation&question]
好きも嫌いも馴染みのない方も多いかもしれませんね。

昨年はネットゲームが大人気だったようなので、刀剣女子もいらっしゃると思います。

先日、全日本刀匠会さんによる日本刀鑑賞会に行ってきました。
時代小説や時代劇が好きなので、博物館などで刀を見る機会があるのですが
鑑賞会というのは初体験でした。

申込みの際、特に持ち物は言われなかったのですが
何か白い布がいるかもしれないと思い、家にあった布を裁断して持参しました。

会場には10振り位(日本刀はひとふり、ふたふりと数えます)の刀が
作者のお名前と一緒に並んでいました。

私のような初心者の為に、初めに鑑賞方法・マナーについて教えていただきました。

まず、刀の前に座り刀や刀鍛冶の歴史、作者の刀匠自身等に対して一礼。

ナカゴという持ち手を右手で持って腕を伸ばして全体の姿を見ます。
時代によってカーブの具合や幅の太さに違いがあるそうです。

次に白いネルの布を取り(ちゃんと用意されていました)刀の表の手元から順に
真ん中、先端へと見て、裏を先端から逆に戻ってきます。

再び一礼します。

会場にはライトが設置されていて、灯りを刀に反射させて自分の目に光が来るように見ると
良く見えるそうです。

刀の前ではしゃべってはいけません。会場にはマスクが用意されていたので一つ使わせていただきました。

ネルの布も優しく当てるだけで、刀を滑らせるとキズがついてしまう事があるので
慎重に扱いました。

鑑賞するだけではなく、会場には5振の作者名を伏せた刀があって
その作者を当てるというゲームがありました。
入札鑑定というそうです。

成績の良い人には賞品が!と聞きがぜんヤル気が[グッド(上向き矢印)]

でもでも、とっても難しかったです[ふらふら]

小さな短刀から大きな刀まで、サイズも刃文もバラバラだし、同じ作者でも年代によって作風も変化するらしく・・・
結果、ワタクシは1本しか当たりませんでした[バッド(下向き矢印)]

全問正解者はいませんでしたが、4本当たった方には吉原國家刀匠の小刀がプレゼントされました。

いくらするんだろう・・・などと古物商根性が[あせあせ(飛び散る汗)]

会場には鑑賞させていただいた刀を作られた刀匠さん達がいらっしゃって
自身の刀についての解説をしてくださいました。

そして銘切体験ができました。

刀のナカゴには刀匠の名前、製作年などの銘が切られます。
彫ると言わずに切るというのは、タガネで切り開いて文字を刻むからなのです。
そのタガネの先端は考えていたよりずっと丸い鈍角でした[目]

作ったのはこちら。
好きな文字を切らせていただけるということで、【翠雀】としました。
お守り袋を作ってお守りにしようと考えています。

銘切体験.JPG

この2文字を切るのに20分位かかったかな。
基本的に書き順の通りに進めるそうです。

タガネを当てる角度、金槌の力の入れ具合が難しく、度々優しく助けていただきました。
なんと、本物の(って変な良い方ですが)刀匠が丁寧に指導してくれるのです。

反対面には私の干支の大日如来の梵字と刀匠のお名前を切っていただきました[わーい(嬉しい顔)]

銘切 高橋刀匠.JPG

刀匠がすると、タガネが生き物のようになめらかに線を描きました。
初めは全然出来なかったとおっしゃっていましたが、日ごろの鍛錬が表れていると思いました。

ご指導いただいた高橋恒巌(つねよし)刀匠に記念写真をお願いしました。

高橋刀匠と記念写真.JPG

なんと、高橋刀匠は平成27年度の日本美術刀剣保存協会会長賞(つまり一等賞)を受賞されたそうで
受賞した刀も鑑賞会にありました。

とてもソフトな雰囲気の方だと思いました。
そして刀は刃文が明るく輝き、上手く言えませんがお人柄が出ているように感じました。

すっかりファンになってしまいました~[わーい(嬉しい顔)]

手作りである以上、作り手が反映されるのでしょうね。

初めての鑑賞会はとっても勉強になりました。
何よりも刀匠の話が聞けたことで、グッと身近なものになりました。

これからも参加したいと思います[exclamation]

靖国神社で行われたので玉串料をいくぶんかお支払しました。
そしてこんなにキレイなお菓子をいただきました。

神菓 宝来屋さん.JPG

また、境内では骨董市が開催されていて100店以上の出店があったようです。
そこで師匠さんや日頃お世話になっている先輩方を見つけちょっとおしゃべり[わーい(嬉しい顔)] 嬉しかったです。

日本中が寒さに覆われています。
事故やケガにあわないように充分気を付けてくださいね。

最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
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庚申塚を探しに行ってきました [旅行・おでかけ]

こんにちは 翠雀です。

街路樹のサザンカがキレイです。

さざんか.JPG

今日は七草粥の日ですね。
ワタクシなどは4日位から軽いものが食べたいな~と感じていましたよ。
みなさんはいかがですか?

ランチに作ったお粥。

一草粥.JPG

ん? 七草?
具が玉子と九条ネギだけ[がく~(落胆した顔)] だって七草セットって一人には多いですよね~。

ハコベなどは雑草 っぽいからちょっと抵抗あるし[ふらふら]
要するにお腹にやさしいお粥を食べるのがいいと思うので
このくらいアッサリが私にはよいのです[決定]

このところヤフオクの出品で引き籠っていたので、気分転換に自転車でブラブラ~。

庚申塚.JPG

これ、ご存じですか?

庚申塚(こうしんづか)または庚申塔(こうしんとう)といいます。
干支の猿について調べていたところ、庚申信仰に出会いました。
庚申というのは【かのえさる】とも読み、昔の暦なのですが60日に1回まわってきます。

そして関連して、人の身体の中の虫についてもお話しします。
三尸(さんし)という三匹の虫が生まれた時から体内にいるそうです。
頭・お腹・足にそれぞれ住んでいて、庚申の夜に身体から抜け出して
飼い主というかその人間の悪事を、天帝(てんてい)という最高神に告げ口するんですって。

そうすると病気になったり寿命が縮まったりしてしまうそうです[がく~(落胆した顔)]

三尸達はその人が死ぬと自由の身になれるらしく、早死にさせたいんですって[がく~(落胆した顔)]

そこで昔の人は庚申の夜には寝ないで過ごし、三尸が告げ口に行くのを阻止していたそうです。

なんだか面白いですね。

徹夜するより、日ごろから良い行いをしていれば告げ口するネタが無いとおもうんだけど。
そうできないのも人間くさいですね。

庚申塔は江戸中期に最も流行ったらしく、この塔も享保十八年と彫ってありました。
1733年 浅間山が大噴火した年です。

定番のスタイルとして、青面金剛(しょうめんこんごう)がいまして
こちらは病をはらってくれるパワーを持っているそうです。

足元には邪鬼を踏みつけています。

邪鬼.JPG

そして、日光東照宮で有名な三猿も定番です。

三猿.JPG

左側から見ざる・言わざる・聞かざるとなっていました。

この庚申塚、お花が供えられていてどなたかが手入れされていました。
もともと地域の人々が建てたものなので、今も大切にされているのは素晴らしいと思いました。
調べてみると割と沢山残っているみたいですよ。

さて、気になる今年最初の庚申は

2月8日(月)です

この話題早すぎたかな。

みなさんは熟睡できそうですか~[exclamation&question]
もちろん私は熟睡組ですケドね。

『ウソつけ。メモ帳に書ききれんぞ』 ワタクシの三尸の声・・・?[あせあせ(飛び散る汗)]

一緒に徹夜してくださ~い[ふらふら]
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市場で年末のお買いもの [旅行・おでかけ]

こんにちは 翠雀です。

[時計]朝5時に起きる予定だったのですが。。。まぁいいやって事で[あせあせ(飛び散る汗)]
朝5時からね、卸売市場でマグロの解体&即売会があったの。
寝る時は張り切っていたのですが、いざ目覚ましが鳴ると眠気に勝てませんでした。

それでも行ってきましたよ[exclamation]

年末の市場.JPG

普段は入れない水産仲卸棟。
このような通路が7つあって、碁盤の目のようになっていました。
一番のピークは過ぎた9時ですが、それでも人でいっぱい。

威勢の良い売り声にワクワク感が増します[わーい(嬉しい顔)]

特にお目当てがあったわけではないのですが、見て回るうちに荷物が増えてきて
一度車に置いてから2回戦に突入[グッド(上向き矢印)]

いつもの関連棟も含め2時間程歩き回り、少し早いですが今年の市場めしの食べ納めを[わーい(嬉しい顔)]

恒例[exclamation&question]のメニュー当てクイズ~。
食べたのはど~れだ。

たらふく食堂.JPG

食べ納めは

カキフライ定食.JPG

カキフライ定食です。

カキフライ.JPG

市場でもカキが沢山売られていたので、迷わず決めました。
揚げたてでとっても美味しい~[ハートたち(複数ハート)]

でもね、周りの人のメニューもどれも美味しそうでした。 特にカツカレー。次はあれだな。

それでは買ったものをご紹介します。

ホンビノス.JPG

大きな貝でしょ。 これはホンビノス貝といいます。
近年船橋で獲れるようになった貝でハマグリに似ています。
北米からのタンカーにくっついて日本にやってきたそうですよ。

ホンビノス2.JPG

16個で700円。

次はマグロのブツ 800円でした。
試食したらとっても美味しかったの。
値札は500グラムって書いてあったのに、おまけしてくれて650グラムありました[手(チョキ)]

マグロブツ.JPG

マグロのお刺身 閉店間際2パックで1000円に値下げ。

マグロのお刺身.JPG

ちょっと珍しいものも。

マグロのテール(尾の身)とマグロの喉の身。
全部で500円。
塩コショウバターでステーキにすると美味しいそうです。

マグロテール.JPG

マグロのど肉.JPG

なぜか今年どうしても買いたかったもの。

甘いもの.JPG

こどもの頃、結婚式の引き出物などに入っていて好きだった甘い物。
おサルさんがカワイイ。 サクランボも懐かしい。

年末位しか作らない松前漬け。

松前漬け.JPG

スルメをハサミで切るのは大変ですよね~。
切れてるセットも売っているんだけど、なんとなくそれぞれ吟味して作りたかったの。

切っていてヒラメキました[ぴかぴか(新しい)]

かつおぶし削り器でやったらどうかな~ってね。

上の写真の右側はかつおぶし削り器で削ったの。
意外にもスイスイ削れましたよ。
ハサミとスライスと半々にして漬けてみる事にしました。

松前漬け2.JPG

市場って楽しいな。

食堂で隣に座った大将って感じの男性に
卸売棟は普段は買えないんですよね?と聞いてみたら
今は大抵のお店は小売もしてくれるとの事でした。

プロの時間に行かないとか、卸売は値切らないとか
いくつかのマナーをわきまえれば大丈夫みたい。

活気があって元気がもらえるパワースポットとして
また遊びに行きたいと思いました。

みなさんにもオススメしたい場所です。

今日も良い一日を過ごしてくださいね[exclamation×2]
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観るべし! 杉本博司 趣味と芸術-味占郷 [旅行・おでかけ]

水仙.jpg

素晴らしい青空が広がっています。
そして庭に咲いた水仙が芳香を放っています。

こんにちは 翠雀です。
今日もお越しいただきありがとうございます!

今日の記事は写真がたっくさん&長文です。
内容はね、ただ今千葉市美術館で開催中の【杉本博司 今昔三部作/趣味と芸術-味占郷】という展覧会についてです。

もし、これから観に行くという方はネタバレになりますのでご注意を。
変な先入観を持たずに自分の眼で見て感じるのが一番だと思うからです。

今回の展覧会は杉本さんのご厚意により、全ての作品が撮影OKなので、沢山写しました。
それではご紹介します。

二部構成の一つが写真でした。

杉本博司 海景.jpg

日本を含めた世界中の海の景色。海景というシリーズです。
空と海という太古の昔と変わらない景色です。

写真展が初めてな私ですが、海の景色は馴染みがあるので入り易いです。
同じレイアウトだけど空や海の明るさが違い、モノクロなのですがこの瞬間の海がどんな風だったのか
あれこれイメージが広がる作品でした。

次の部屋は

杉本博司 劇場1.jpg

劇場シリーズです。

世界中のクラシカルな劇場に、まさに今足を踏み入れましたっていう瞬間のように切り取られています。
自分がその劇場にいて開演を待っているような気持ちになりました。

杉本博司 劇場2.jpg

次の部屋はジオラマシリーズです。

杉本博司 ジオラマ1.jpg

大きな作品が3点でした。

最初は『ハイエナ・ジャッカル・ハゲタカ』という作品。

杉本博司 ジオラマ4.jpg

杉本博司 ジオラマ2.jpg

杉本博司 ジオラマ3.jpg

これ、写真だよね[exclamation&question] と何度も思いました。
こんな瞬間を写すことができるのでしょうか。
まるで絵画のようでした。

シマウマが襲われ沢山の動物がいるのですが、静寂で神々しい儀式を見ているような気持ちになりました。

次は『ペンシルベニア州北部原始林』

杉本博司 ペンシルベニア州北部原生林.jpg

原始林が広がっています。 通り過ぎながら眺める程度だったのですが[目][exclamation×2]

杉本博司 ペンシルベニア州北部原生林2.jpg

リスがいる[exclamation] 危うく見過ごすところでした。

『オリンピック雨林』

杉本博司 オリンピック雨林1.jpg

大きな大きな作品です。
私知らなかったのですが、シアトルのあるワシントン州にオリンピック半島というのがあって
そこにこのような熱帯雨林地帯があるそうです。

これも原生林って感じですね。
これもね、木だけじゃなかったのです。

杉本博司 オリンピック雨林2.jpg

見つかりますか?

ほら。鹿と鳥。

杉本博司 オリンピック雨林3.jpg

こちらには少なくとも鳥が3羽いると思う。

杉本博司 オリンピック雨林4.jpg

これらの写真から感じたのは、自分がいかに見ていないかって事です。
良く見ないと見えないよ というメッセージのように思いました。
そして、地球は沢山の生き物(動物も植物も)で共有しているのだということ。

写真からこんな風に色々考えるなんて思いもしませんでした。
新しい扉が開かれたかも。

さて、次の部が一番の目的でした。

杉本博司 今昔三部作.jpg

最初に向かえてくれたのは

杉本博司 華厳滝図.jpg

華厳滝図という掛軸。 この華厳の滝は杉本さんの撮影による写真です。
写真が掛軸になって、それがとっても自然。ビックリです。

足元の結界は古木なのですが、足にガラスが使われていてそれに目を奪われました。

杉本博司 華厳滝図2.jpg

味占郷(みせんきょう)とは、婦人画報で連載されていた架空の割烹で、そこで杉本さんが構成した床飾りを再現したものです。
杉本さんのコレクションを使った床の間が27再現されていました。

杉本博司 味占郷1.jpg

杉本博司 味占郷2.jpg

どれも一筋縄ではいかないような、ヒネリの効いたものでしたが、
中でも魅入ったものをご紹介します。

杉本博司 東西東西.jpg

足元の光るもの、なんだろう[exclamation&question]

杉本博司 東西東西2.jpg

蓋がわずかに開いていて、中には小さなガラス玉が入っていました。

『瑠璃の浄土』という名前になっており、古墳時代の古代ガラスを室町時代の根来塗の経箱に入れたもの。

箱の中にライトが仕込んであって、ホントにため息が出る位美しかったです。
瑠璃(ガラス)は光を当ててこそ、その美しさがわかるのですよね。

次は『表具道楽』というタイトル。

杉本博司 表具道楽.jpg

このお軸、何に見えますか?

杉本博司 表具道楽2.jpg

私はね、桐箱に見えたの。
下の経筒をしまっておく箱だと見ました。

題箋を見ると、小田切とあり、やっと桐箱の一面が小野道風の手による墨書であることに気づきました。
こんな重要な書を桐箱仕立てにするなんて、まさに表具道楽だなぁと思いました。
私ならお行儀よくこの紙だけ貼りますもの。

それがね、後で図録を見てびっくり。
これ、桐箱じゃなくてお豆腐なんですって。道風→豆腐 あきれますね~。
杉本さんの道楽ぶりには[わーい(嬉しい顔)] 参りました。

利休さんから古田織部に送った手紙

杉本博司 文人墨客.jpg

ガラス製のお茶碗は村野藤六さんの作。

村野藤六 硝子平茶碗.jpg

国宝の紅白梅図屏風を撮影した『月下紅白梅図』

杉本博司 月下紅梅図.jpg

須田悦弘 梅.jpg

なんと梅の花がこぼれていました。

杉本博司 時代という嵐.jpg

硫黄島の地図は戦地以外極秘との印が押されており、一部焼失しています。
足元の革の鞄はこの地図が入っていたそうです。
栗林中将司令官の洞窟にて発見され、アメリカ軍に渡りその後戻ってきたもの。

そして、一番見たかったのは『つわものどもが夢のあと』というタイトルのこちら。

杉本博司 つわものどもが夢のあと.jpg

杉本博司 つわものどもが夢のあと2.jpg

南北朝時代の兜です。内側の金箔からそれなりの武将のものだと推測されます。
菊の装飾も精密で素晴らしいです。

天へんの孔から夏草が生えています。

須田悦弘 夏草.jpg

お軸は平安時代の法華経。 平家物語の一節が聞こえてきそうでした。

この夏草もこぼれ落ちた梅の花も、そして次の泰山木も、植物は全て木彫りなんです。
須田悦弘さんの作品です。

須田悦弘 泰山木.jpg

繊細で風が吹いたら揺れそうな、いえ、風に揺れている瞬間の草花のよう。
これが人の手で、木を使って作られたなんて信じられません。
本当に素晴らしいものばかりでした。

展示室の出口に掛けられた看板にクスっと笑ってしまいました。

不用品高価買入.jpg

杉本博司さんは古美術商という顔もお持ちとか。数寄者でいらっしゃいますね。

写真も床飾りも、何もかもが素晴らしかったです。
一つ一つに立ち止り、自分なりに読み解き、杉本さんからの公案に立ち向かった気持ちになりました。
公案というより、もっとユーモアのあるなぞなぞかな?

写真を見た友人は私とは違った解釈を語り、一人一人感じ方も違うのが面白いです。
皆さんはどう感じましたか?

この展覧会、千葉市美術館は12月23日まで。 来春は京都の細見美術館に巡回します。
私にとっては今までのどの展覧会よりも深く深く感じる展覧会でした。
関東では残り3日となりましたが、強くオススメいたします。

美術館を後に徒歩10分たらずの千葉城へ行きました。

千葉城.jpg

この日も快晴です。

私の影.jpg

私の影が長くのびていて、鼻歌が出てきて。

[るんるん]影が長くなったら 行きつけの公園の丘に立って
 『今日もまた何もなかった』 と
 心の中だけで そっとつぶやこう[るんるん]

ここまで歌って思いました。

何もない日なんてないんじゃないかな。 良く見れば毎日は発見に満ちている。
私は今日も生きていて、明日も庭に花が咲くだろう。

みなさんにも素晴らしい明日が訪れますように。
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道の駅は楽しい! [旅行・おでかけ]

こんにちは 翠雀です。

今ではお出掛けの目的地にもなりうる『道の駅』
道の駅というネーミングも良いですよね。誰が考えたのかしら。

千葉県内には27ヶ所あります。
私の行動範囲にもいくつかあるので、立ち寄るのが楽しみです。

【道の駅やちよ】に行ってきました。
こちらは花売り場が充実していて、切り花から鉢植えまで見ていて飽きません。
そしてとっても安いんですよ。

毎回買うのはお野菜です。
種類も多くて、一つの野菜を何軒かの農家が出しているので
選ぶのに迷ってしまいます。

道の駅やちよ.jpg

こんなに買っても1000円程度[exclamation] 新鮮さもうれしいですよね。

道の駅やちよ キャベツ.jpg

特大キャベツも60円だなんてびっくりポン[exclamation×2]

つきたてのお餅もあります。まだやわらかいの[わーい(嬉しい顔)]

一人じゃ大きいけど、美味しいからペロリ。

道の駅やちよ 草餅.jpg

そして先週は東海岸までドライブ[車(セダン)]

行った先は、『道の駅 季楽里あさひ』⇒HPはコチラ

道の駅あさひ.jpg

10月にオープンしてからやっと行けました[わーい(嬉しい顔)]
千葉の東海岸地区(東総地区)初の道の駅というだけあって、連日混んでいます。

この地区は海のもの、野菜、お肉と何でも揃っているので、売り場も賑やかです。

まずは海のものコーナー。

道の駅あさひ サバと丸ガニ.jpg

丸々と太った鯖です。かなり大きいのですが画像ではその大きさが判りにくいですね[あせあせ(飛び散る汗)]
これで190円でした。250円でもっともっと特大鯖があったのですが、
私がノロノロしているうちに、お母さん達があっという間にお買い上げ。
家で2枚おろしにして、鯖の味噌煮にしました。
鯖は苦手だったのですが、これは市内の漁港から直送。とってもとっても美味しかったです[手(チョキ)]

丸ガニは初めて買いました。これはお母さん達にどのように食べるのが良いのか教えてもらい
甲羅をはずして半分に折って(やわらかいので手で折れます)お味噌汁にしました。
身もけっこう食べられて、こちらも美味~。 から揚げにするのも良いそうです。
生きているカニの調理は苦手なので父に頼みました[あせあせ(飛び散る汗)]

ランチにカツサンドを食べました。

道の駅あさひ カツサンド.jpg

養豚も盛んな地区なので、これもとっても美味しかった[exclamation]

そして千葉県民のソウルフード、ピーナッツハニー[ハートたち(複数ハート)] 大好き~[黒ハート]

ピーナッツハニー.jpg

千葉の子供は給食で食べますからね~。
給食サイズの小分けパックを買いました。 友達にあげたり、おやつに食べたり便利です。
家庭で作ると、もう少し固めの仕上がりになります。名前もピーナッツ味噌に変わる。
薄皮付きの落花生をフライパンで油で炒って、砂糖と味噌でからめたら出来上がり。
ご飯にのせたり、そのままお茶うけにしたり、しょっぱめに作ったらオツマミにも。
他県の人にはわかってもらえない種類の郷土食なんですよね、これが。

そして、しんこ餅です。

しんこ餅.jpg

これも千葉県のこの地区ならではかも。
もち米ではなく、普段食べるうるち米で作ったお餅です。モチモチしていますがのびません。
7本入って540円でした。
これは、3~5センチ位に切って冷凍しておくと便利です。

しんこ餅2.jpg

うちでは、お鍋に入れて食べています。

白菜鍋 しんこ餅.jpg

写真はまだ入れる前のお鍋ですが、白菜と豚バラのミルフィーユ鍋。
冬の間何度も登場する簡単メニューです。
今回はギョウザの皮も一緒にサンドしましたら、トロッとしてワンタンのようでした[決定]

しんこ餅はスープに浸かるように入れておきますと、5分程で柔らかくなります。

ダッカルビに入れても美味しいです。トッポキと同じような感じなので
韓国料理には合うと思います。

もちろんお餅として、お汁粉にしたり、きな粉をまぶしたり。
丼に浸る位のお湯を入れて30秒~1分位レンチンすればすぐに柔らかくなりますよ。

そしてこんなものもありました。

道の駅あさひ ビニール傘.jpg

宮内庁御用 ビニール傘.jpg

皇室の方が使われるビニール傘です。
さすが丁寧な造りでした。
お値段は6000~8000円。 この会社は都内にあるのですが工場が旭市にあるそうです。

各地の特色が楽しめる道の駅。公式HPではお近くの道の駅が探せますよ。コチラ

旭市の名前の由来は、朝日(旭)将軍といわれた木曽義仲の子孫である木曽義昌が没した地で
義昌が詠んだ歌に由来しているそうです。
“信濃よりいずるあさひを慕い来て 東の国に跡とどめけん”

木曽義昌公.jpg

お墓も残っていました。

今日も寒いですが、元気にお過ごしくださいね[exclamation×2]
最後までお読みいただきありがとうございました[わーい(嬉しい顔)]
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岩本町ファミリーバザールに行ってきました [旅行・おでかけ]

こんにちは 翠雀です。

朝早く車ででかけました。
行った先は六本木[exclamation] 完全にアウェイの世界です。

千葉県民にとって(ひとくくりにしちゃってるけど)東京の西側
山手線を南北に半分こした西側エリアは、遠い[ふらふら]って感じるんですよね~。

何となく落ち着かない気持ちで滞在時間30分、早々に帰ってきました。

実はお楽しみは帰り道[グッド(上向き矢印)]

内堀り通りを走っていたら、ものすごい人の行列に出くわしました。
皇居の乾通りの一般公開の初日です。

東京駅から皇居へ向かう通りは車両通行止めに。
長い信号待ちに車内から撮影。

皇居前.jpg

都内はいちょうが色づいて黄金色に輝いていました。

お楽しみの前に、こちらに立ち寄りました。

近江屋洋菓子店.jpg

近江屋洋菓子店さんです。HPには美味しそうなフルーツやケーキが紹介されています。コチラ

以前の職場から近いので、よく来たお店です。
ドリンクブッフェがあって店内でパンを買ってランチもオススメ。
ボルシチもあるんですよ。

近江屋洋菓子店 店内1.jpg

ケーキはどれも美味しいのですが、生クリームが絶品です[ハートたち(複数ハート)]
大好きなイチゴショートやシュークリーム。

近江屋洋菓子店 店内2.jpg

近江屋洋菓子店 店内3.jpg

朝食代わりにパンを買って車でモグモグ[わーい(嬉しい顔)]

近江屋洋菓子店 たまごサンド.jpg

大大大好きなたまごサンド。 パンは表面はしっかり焼けていて中はフワッフワ[ハートたち(複数ハート)]
たまごタップリで美味しい~~[わーい(嬉しい顔)]

お土産も買って、再出発です[車(セダン)]

そしてお楽しみのココ[exclamation]

岩本町ファミリーバザール.jpg

年2回開催されるバザールです。
この辺りは昔から繊維問屋が集まっていた地域なので、洋服メーカーが沢山あります。

洋服だけじゃなく、糸を使ったものが沢山売られていました。

車を路肩のパーキングメーターに停めたので、時間は60分[exclamation]
ゆっくり出来ないので、いつも覗くお店を目指します。

まず買ったのは、手ぬぐい。
段ボールに無造作に放りこまれている中から探すのも面白い[わーい(嬉しい顔)]

来年の干支。

てぬぐい 猿.JPG

大好きなネコ。

てぬぐい ネコ.JPG

B品扱いになったものが破格値で売られています。なんと3枚100円[exclamation×2]
でも、注染で染めているので、裏も表もきちんと絵が出ているの。

他に買ったのは、スリッパです。

スリッパ.JPG

内側が高機能繊維で作られていて暖かいんですって。これは来客用に。

他にも木製のスプーンを買いました。木のスプーンって温もりが感じられてイイですよ。

お買い物をするともらえるスクラッチを削ったら、なななんとっ[exclamation] 500円も当たったー[有料][有料][有料]

思わずお店の人に『すごい!当たったよ~』と見せてしまいました。
500円はめったに出ないらしいです。 運が向いてきたのか、使い果たしたのか[exclamation&question]

その当たり券でこれを買いました。

りんごバター.JPG

りんごバター2.JPG

サクサクのりんごにバターの風味が合わさって、焼きたてのトーストに塗ったら美味しかったです。

そして、これも大大大好きな[黒ハート] 干し柿ちゃん。

干し柿.JPG

特に柔らか~いのが好き[ハートたち(複数ハート)]

干し柿2.JPG

中はトロっトロでした。 長野県からの出店でしたが、手作りとおっしゃっていました。
これは私の人生で№1の干し柿でした。
あぁ もっと沢山買えば良かった。。。

と後悔しているだけのワタクシではありません。
バザール実行委員会に電話して出店店舗を問合せましたところ、すぐに調べてくれました。
両国にある【ふるさと市場】というお店で扱っているそうです。
ただし、干し柿があるかどうかは不明。
ふるさと市場さんは土日月がお休みらしいので、改めて調査報告しますね~。

楽しい楽しいバザール。もっとゆっくり廻りたかったのですが、60分1本勝負となりました。
次回の開催は28年5月28,29日 6月4,5日です。

帰宅して、近江屋さんのパンでランチ。

近江屋洋菓子店 クロワッサン.JPG

そしてお土産のパウンドケーキ。
原材料には家庭で作るのと同じ材料が書かれています。安心ですね。

近江屋洋菓子店 パウンドケーキ.JPG

以前お茶しようと立ち寄ったのですが、店内の薄暗さがNGだったファストフード好きの同行者。
このお店はノスタルジックなんですよ。
何を食べても美味しくて、不要な物は一切入っていない真っ当なケーキなのに味わってもらえず残念。

冬はアップルパイもオススメです[ハートたち(複数ハート)]
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関西への旅 2日目その① 実はすごい吉水神社 [旅行・おでかけ]

こんにちは 翠雀です。

今日は冷たい雨が降っています。

我が家のネコ君[猫]は起きるとすぐにおコタへ直行するのが日課。
私はストーブでお湯を沸かし、湯たんぽを2つ作っておコタに入れるのが日課。
これでスイッチを切ってもかなり暖かいんですよ。お留守番も安心です。

さて、続きが気になっていた方(気になってない[exclamation&question]) お待たせしました。

前回までのお話 関西への旅 1日目 奈良県吉野 暗闇の先に

2日目の予定も未定のまま寝てしまった私たちですが、5時半に目覚ましが鳴りました[目]

夜間拝観の特典として、朝の勤行にも参加させていただけるのです。
6時15分までに集合しなくては扉が閉まってしまいます。
お化粧も後回しにしてまだ暗い道を急いで向かいました。(朝は宿の送迎バスがありませんでした)

朝の勤行に参加.jpg

寒く薄暗いお堂に、昨夜とほぼ同じ満席の参加者が。皆さん熱心です。

経本が配られ、ふりがなを目で追いながらお経を唱えていると、
暗闇から蔵王権現様がお姿を現しました。
そして順番に前に進み、焚香して昨夜と同じ願い事を。

この本堂である現在の蔵王堂の建物は天正20年(1592年)頃に完成したそうです。
秀吉や利休さんも参拝した建物が残っているなんてすごいな~と感動しました。

さらに時代をさかのぼると、1336年には後醍醐天皇が南朝を開いた場所です。
12月に到着した後醍醐天皇はまず蔵王堂で祈願したとか。
一つだけの願い・・・後醍醐天皇にとっての願いはやはり京都へ戻る事だったのでしょうか?

宿に戻って朝ごはんをいただき、ひとまず奈良を目指す事にしました。

その前に、宿のネコちゃん。
番頭さんの静止を振り切って屋内に潜入。
縁側で日向ぼっこ。

旅館のネコちゃん.jpg

野良ちゃんとの事でしたが、こんなものまで完備されていて。

旅館のネコちゃん2.jpg

煮干しをパクついていました。 絶対野良ちゃんではありませんよ、番頭さん[わーい(嬉しい顔)]

ロープウェイの駅に向かって歩いていると、吉水神社がありました。
何の知識もなく立ち寄ったのですが、ここはすごい神社でした。

吉野 一目千本はここだ.jpg

一目千本 聞いた事あるフレーズです。
ここからの眺めの事だったんですね~。 ちなみに桜の季節はどうかというと
写真看板がありました。

吉野 吉水神社.jpg

桜の合間の緑の木は吉野杉です。
花粉症のワタシ。桜は見たいけど、ちょっと心配[ふらふら] どうなのでしょうか?

さて、吉水神社ですが、南朝を開いた後醍醐天皇の皇居となった場所です。
玉座の間は金箔に描かれた障壁画に囲まれたきらびやかな部屋ですが、
これは後に花見で訪れた秀吉が狩野永徳に修繕させたものだそうです。

そして、さらに時代をさかのぼった1185年には、義経と弁慶、静御前が身を寄せた場所でもあります。
板張りの簡素な部屋が残されています。
女人禁制の大峯山を目指す義経とはここで一生の別れになってしまうわけで、

【吉野山 峯の白雪踏み分けて 入りにし人の跡ぞ恋しき】

という歌が悲しみを誘います[もうやだ~(悲しい顔)]

展示品もすごいラインナップでした[exclamation]

後醍醐天皇、義経、弁慶、秀吉などのゆかりの品々が沢山ありました。
弁慶の鎧はとても大きく、やはり弁慶は大男だったのだと実感しました。
対照的に義経の鎧は華奢でした。

庭には、邪気払い所がありました。
京都の空が臨める高台で、指を刀印にして縦横縦横に9回空を切り
最後にエイっと斜めに切りおろします。
未来に待ち受ける悪い気を事前に取り払う護身術との事。
楠木正成も出陣にあたり行ったそうなので、私たちも『エイっ』と。

あまり知られていない(んじゃないかな[あせあせ(飛び散る汗)])神社ですが、
数々の歴史の舞台として見ごたえありました。
もう少し歴史を事前学習してから改めて訪れたいと思いました。

内部は撮影禁止だったので、詳しくは吉水神社のHPでご覧ください。⇒コチラ
邪気払いの方法も丁寧に載っています。

さて、改めてロープウェイ駅に向かう私たち。
でも、ロープウェイに乗るのはまだまだ先です。

その②につづく。
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伊賀上野NINJAフェスタに行ってきました@上野公園 [旅行・おでかけ]

こんにちは 翠雀です。

3連休はいかがお過ごしでしたか?
私はコチラに行ってきました☆

秋の不忍池.jpg

ちょ、ちょっと[あせあせ(飛び散る汗)]
何とも物悲しい雰囲気ではありませんか[ふらふら]

上野の不忍の池です。
あんなに綺麗だった蓮は(今年は見ていないけど)枯れてしまいました。
でも枯れているのは地上部分だけ。 池の中では来年発芽するための準備が始まっているはずです。

人にもそういう準備期間というものがあるのかも・・・などと考えながら向かった先は

忍者フェスタ2015.jpg

ここ数年、秋になるとこのイベントに自然と出会ってしまいます。
この日も本来の目的地とは違うのですが、途中で出会ってしまいました! 運命の引き寄せ[わーい(嬉しい顔)]

私と忍者との出会いは、池波正太郎先生の本です。
15年位前になりますが、通勤電車の中で読む本を探していた時に
真田太平記が目に留まり読んだのがきっかけです。
まったく縁のなかった時代小説でしたが、読み易くすぐに引き込まれました。

その中で活躍する忍びの者たち。
もう、ドキドキわくわくしながら読んだものです。

ホントにこんな業があるのかしら[目]と思うような、まさに人間離れの業をやってのける忍び達。
私もこんな風になってみたい[ハートたち(複数ハート)] と憧れるようになりました。

池波先生の作品には、忍びを主人公にしたものも沢山あります。

剣客商売、鬼平犯科帳、仕掛人・藤枝梅安 が有名ですが、
私はまだいずれも読んでいません。

これは老後のお楽しみにとってあるの[わーい(嬉しい顔)] 大好きなおかずは最後に食べるワタシ。

さて、フェスタではこれを買いました。

忍者の教科書.jpg

【忍者の教科書】

最後の1冊をゲットして、売り切れになりました。
忍者についての様々な疑問がこれで明らかに[exclamation&question]
読み終える頃には【くノ一】になれるのかしら。 楽しみ~[グッド(上向き矢印)] 頑張るぞ[exclamation×2]


さて、明日から本格的な寒さの予報です。
日が暮れるのが早くなり、家で過ごす時間も増えますね。

来年のNHK大河ドラマは真田丸。
翠雀の大好きな俳優さんが何人もキャスティングされているので
今からとっても楽しみです[揺れるハート]
まだ池波正太郎先生を読んだことがない方には、真田太平記からいかがでしょうか?

今日は冬支度を整えましょう。


真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)

真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)

  • 作者: 池波 正太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1987/09/30
  • メディア: 文庫



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関西への旅 1日目 奈良県吉野 暗闇の先に [旅行・おでかけ]

こんにちは 翠雀です。

先日関西へ旅してきました。

毎年恒例のおんな3人の珍道中[わーい(嬉しい顔)]
今回は6月に初日の宿を予約したのですが、誰も旅行のスケジュールを考えず・・・
出発数日前にラインで慌ただしく連絡を取り合いました。
出発日を勘違いしているコもいて、まったく私達らしいのです[あせあせ(飛び散る汗)]

それでも無事に[新幹線]新幹線で新大阪へ。
近鉄に乗り換えて、今回の重要な目的の一つ奈良県吉野へ着きました。
自宅から6時間かかりました~。

近鉄吉野駅.jpg

そこから更に山の上を目指して、現存する日本最古のロープウェイに揺られます。
ホントに少し人が動くとユラユラ~[がく~(落胆した顔)]
最古ロープウェイ.jpg

ここからは緩やかな坂道を歩いて登ります。

吉野総門.jpg

金峯山寺の総門で一礼。 いよいよ神聖な領域へ。

更に進むと仁王門に着きます。現在修復工事中の為シートに覆われていました。
今回の特別拝観は修復勧進の為なのです。

金峯山寺 仁王門.jpg

こちらの拝観は夜に予約しているので、立ち寄りたい気持ちをグッと抑えて
こちらに立ち寄りました。

吉野のお昼ご飯.jpg

ちょうどお昼時なんですもん[あせあせ(飛び散る汗)] 朝早かったものでカツ丼を注文。
やっぱり~ お味が薄い。 いいんですよ、関西ですもの。
と思いつつも『お醤油かけたい』
でもね、無かったんですお醤油。 カツ丼はしっかり味の方が美味しいのではないかしら[exclamation&question]

コーヒーは薄くなかったです[わーい(嬉しい顔)] おまけのチョコが嬉しい。

吉野のティータイム.jpg

チェックインには少し早かったのですが、お宿に向かいました。

吉野竹林院2.jpg

吉野竹林院.jpg

吉野竹林院3.jpg


趣のある立派な建物、竹林院群芳園さんです。
聖徳太子創建とされる寺院で、秀吉公の吉野のお花見に際し利休さんが作庭したお庭が有名です。
ロビーには秀吉公に出された茶弁当がありました。

秀吉の茶弁当.jpg

私たちのお部屋は広々とした和室。 設備も充分でとっても快適でした。
仲居さんも気さくで楽しい方でした。
夜の拝観では何か一つだけ必ず願いが叶うのよ
と言われ、しばし考えました。 一つだけの願いってなんだろう。

吉野竹林院4.jpg

あまりに居心地が良いので、荷物を置いたら散策するつもりが結局部屋でおしゃべりしてしまいました[わーい(嬉しい顔)]

17:30 少し早めにお夕食。
会席料理とお鍋と選択制だったので、事前にお鍋を選んでいました。

吉野利休鍋.jpg

食べかけで恐縮ですが、こちらは利休鍋といいまして
やはり秀吉公の花見の際、利休さんが吉野の地のもので鍋を作ったそうです。

お汁に葛が入っていてトロンとしていて温まります。
お肉は鴨でした。 葛のお鍋、今年の冬は試してみたいと思いました。

19:30 ロビーに集合して宿のバスで金峯山寺に送ってもらいます。
冷えてきましたのでありったけを着こんで出発。

金峯山寺 夜間拝感.jpg

星空の下、蔵王堂が浮かんでいます。
夜の特別拝観は吉野旅館組合に宿泊した人だけが申し込めるのですが
そのチャンスは今年は10日間しかありません。
貴重な体験をさせていただける事に感謝しつつ、並んで入堂を待ちました。

諸説明の後、法螺貝に先導されていよいよ蔵王堂の中へ。

いくつかの蝋燭だけの暗いお堂に、法螺貝・銅鑼・法要の読経の声が共鳴します。

南無蔵王大権現

参加者も一緒に唱えると、暗闇の先にお姿が現れました。

管長さんの法話を伺い、お焼香もし、お堂の中を見学させていただき、
そして、たった一つの願い事をして。

1時間はあっという間に過ぎました。

法話の中で、私が今座っているこの場所は、千年以上前から修験者が山を歩き
死ぬ思いで辿り着いた場所なのだと教えていただいました。

観光気分を一喝されたように感じましたが、大事な事を気づかせてくださいました。

旅館組合が作ったPVがありましたので、ぜひ雰囲気を味わってください。



宿に戻って、お風呂で温まって、お布団にもぐりこんだらすぐに眠ってしまいました。
明日以降の予定も白紙のままだったのに[ふらふら]


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